【重要】看護師が失敗をしたときの効果的にあやまる順番〜5つのステップ〜

看護師A
あぁまた失敗してしまった。ちゃんとあやまったのになんだか怒られた。なにがダメだったんだろう。

こんな悩みありませんか?

だれでもそうですが、失敗は必ずあります

だけど仕事で「失敗」をしたときに、正しいあやまり方を「知っている」と「知らない」とでは、あなたの人生は大きく変わります。

今回の記事は、仕事で「失敗」をしたときの、正しいあやまり方を説明します。

これをすることで、信頼がなくならず、関係もより深まります。

相手にもあなたの気持ちがとても伝わる内容になっています。

ぼくの自己紹介をします

自己紹介
・20代で会社経営
・30代で看護学校へ行き、はれて看護師になる
・現在2交代制の急性期病棟で働くアラフォーの6年目看護師
・3児の父
・家事育児をしながら、副業や英語の勉強、FP3級の試験に向けて勉強しています

今回の記事の結論!!

結論
❶ 改善策の提案 
❷ 責任の認識
❸ 悔い改める決意表明
❹ 原因説明
❺ 後悔と謝罪

この記事はある本を参考にしています。

参考にした本はこちらです。

こちらの本は「エリックピーターソン」さんが書いた本です。

これはまだ翻訳されていないので、英語表記になります。

ただ良書なので、この本に書かれた内容にそって説明します。

この本はさまざまなあやまるパターンをもとにどれが一番「良いあやまり方」なのか書かれた本です。

今回の内容は、本業はもちろんですが副業でクライアントワークをした場合でもあてはまります。

ではさっそく参りましょう。

【あやまり方】ステップ1 「改善策の提案」

改善策の提案

すいません。〇〇なことをしました。

次から、▲▲をして同じ失敗をしないようにします。

まず最初はこれです。

看護師A
えっいきなり?

さいしょに、「すいません」とは一言伝えた方がいいのですが、その次はこれを言ってください。

多くの看護師が失敗をすると、「ただあやまるだけの人」が多いです。

看護師A
本当にすいませんでした。次からこんなことが無いようにします。

こんな感じでいっていますが、いわれた方としてはそれだけだと困ります。

理由は、同じ失敗をされる方がきついからです。

ぼくは職場で何度もこんな光景を見ました。

ただ申し訳なさそうな表情で師長にあやまる看護師

そして報告を受けた師長が困っている表情

師長

師長も「失敗」は誰にでもあることはわかっています。

これは師長にかかわらず、先輩もそうです。

困っている表情の理由は、「で、次からどうするの?」と思っています。

師長
ただあやまらなくていいから、次どーすんのよ…

しかし、最初に改善策をつたえると師長の気持ちが少し落ち着きます。

師長
この子、ちゃんと考えてんのね

なので、まず最初に改善策を伝えてください。

ここを最初に言うか言わないかで、あなたの信頼は大きく変わります

そして次のステップです。

【あやまり方】ステップ2 「責任の認識」

責任の認識

今回、起こったことはわたしの責任です。

看護師A
えっ!!そこまで言うの?

はい。気持ちはわかります。

つい自分を守りたくなりますよね。他にも探せば原因なんかありそうであなただけの責任じゃないかもしれませんね。

でも、だめです!!

これ言ってしまうと「人のせい」にする人だと思われます。

師長
はぁ!?あんたにも責任あるでしょうが!!

たしかに病棟全体のシステムにも問題はあるかもしれません。

だけど、失敗したのはあなた自身なんです。

まずあなたに非があることは認めましょう。

次のステップはこうです

【あやまり方】ステップ3 「決意表明」

決意表明

病棟としてここまで、対策をしているにもかかわらず、自分の注意不足でこんな失敗をしてしまってすいません。今後このようなことが無いように▲▲します。

看護師A
そんなことまでかんがえられませーん!

まぁ、気持ちはわかりますよ。

でも、ここまで考えてたら、相手は全然わるい印象はもちません。

師長
ちゃんと今回の失敗の対策も考えてるのね。よく反省してるわね。

悔い改めるという言葉を知ってますか?

ちょっと重たい言葉ですが、ピッタリです😁

悔い改めるとは
[動マ下一][文]くいあらた・む[マ下二]過去の過ちを反省して心がけを変える。「これまでの非行を―・める」
参考:goo辞書

あなたの失敗は、たぶん過去にも同じように失敗をしている人はいます。

なので、病棟もなにかしらの対策はしているはずです。

にもかかわらず、いきなり仕組みを否定されると、また「自分のせいではない」と思っているように感じるので注意してくださいね。

師長
結局、あんたの確認不足でしょうが…

こんなふうにおもわれたら損ですよ😭

ここまで、正しくいっていれば、あなたの信頼は落ちていませんし、徐々に相手もおちついて今回の失敗について考えれるようになります。

つぎはこれです。

【あやまり方】ステップ4 「原因」

原因の報告

今回このようなことが起こった原因として、いろいろ確認したり考えてみたんですが、〇〇が原因だと思いました。なので、今後は▲▲のように対策していきたいと思います。

ここでより具体的な原因について伝えましょう。

看護師A
最近、育児でなかなか眠れてなくて、つい注意不足が欠けていました。なので寝不足でも間違えないように必ず指差呼称します。
師長
たしかに、育児で眠れないことなんかよくあったわ。気持ちはわかるわ。でも、人のせいにもしないで、この子謙虚よね。

ここまでの段階になってくると、あなたの状況も受け入れやすくなります。

そして最後です。

【あやまり方】ステップ5 「謝罪」

謝罪

今回はこのようなことを起こしてしまい大変申し訳ありませんでした。

気持ちを込めた謝罪は最後です。

ここで、あやまると相手ももう受け入れざるを得ません。

師長
もういいわよ。気持ちは伝わったから。それに、システムにも問題あるかもしれないから見直しましょう。まぁ次から気をつけて。あまり深く考えこまないようにね。

相手は、気持ちに余裕が出来ています。

なので、今度はあなたの心境に気が向きます。

逆にいえば、これでとがめてくる職場はやめた方がいいです。

新たな職場をみつけましょう。

まとめ

今回の記事のおさらいです。

まとめ 正しいあやまり方の順番

❶ 改善策の提案 
❷ 責任の認識
❸ 悔い改める決意表明
❹ 原因説明
❺ 後悔と謝罪

こんなあやまり方ができる組織はとてもすごいと思います。

でも残念ながら、ぼくは職場ではなかなかこんな感じでいっている看護師をあまり見たことがありません。

結構、みんな他責思考というか、責任逃れが多いように感じます。

「病棟がなんとかしてくれる」

「とりあえず謝っておけば良い」

こんな考えはやめましょう。

責任者は、具体的な原因がわからなければ、病棟のシステム全体を変えざるをえません。

あなたの言動で今後の職場の働きやすさが変わります。

その場の責任を逃れてもかならずブーメランのように自分にもどってきます。

今回紹介した内容で一人ひとりが取り組めば、とても働きやすくなる職場になると思います。

失敗は怖いですが頑張っている場合はかならず起こります。

ぼくは頑張ってるあなたを応援しています。

ではまた。

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